ペルセウス座流星群の観察結果
〜一般編:感想 疑問・質問など ご覧になった現象について(1/2)〜
- 流れ星の尾から煙のような物がたくさん出ていました。(滋賀県、13日0時台に31〜40分で3〜5個、40〜49才)
- 彗星の様に白く尾を引いている様に見えたモノも何個か有りましたが、見間違えでしょうか?(青森県、13日2時台に51〜60分で11〜20個、50〜59才)
→ 担当より:「痕(こん)」をご覧になったのだと思います。流星が尾を引いているように見えることがあり、その、尾のような部分を「痕」といいます。あっという間に消えてしまうものがほとんどで、そのようなものは「短痕」と呼ばれます。しかし、まれに数秒から数十秒、あるいはそれ以上見えているものもあり、そのような痕を「永続痕」と呼びます。永続痕は、上空の大気に流されて、次第に形を変えながら薄くなって消えていきます。
- 15日22時50分 札幌市在住 東北の方向へ落下する火球を見ました。地平線に近い低い位置で発光したので、地上激突の可能性はありませんか?(北海道、15日4時台以降に10分以下で1個)
→ 担当より:地平線に近い低い位置に流星が見えるのは、遠くの流星を見たということです。地上近くで発光していたということではありません。
流星は、雲よりはるかに高い、およそ100kmの高さで発光しています。
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