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キャンペーンの結果(観察結果)

観察日時ごとの報告数 | 観察した時間 | 観察された流星の個数 | 群流星の区別

観察結果の集計

観察日時ごとの報告数

観察日時ごとの報告数を集計しました。

最も多くの観察報告を頂いたのは、12月14〜15日の夜でした。とくに14日23時台には300件を超える観察報告を頂きました。次いで多かったのは、12月13〜14日の夜でした。この2夜は、極大の前後で流星数が多いことが期待されましたが、やはり多くの方が注目されたようでした。
一方で、12〜13日夜にも比較的多くの報告を頂きました。ありがとうございました。

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観察した時間

観察時間ごとに報告数を集計しました。

割合が最も多かったのは、11〜20分観察した方でした。多くの方は30分まででしたが、51〜60分という大変長い時間観察した方も多くいらっしゃいました。大変熱心に観察していただけたようです。

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観察された流星の個数

観察した流星の個数ごとに報告数を集計しました。

観察できた流星の個数は、3〜5個の方が最も多く、全体のおよそ4分の1でした。全体としては1個〜10個の流星を見た方が多かったようです。しかし、11〜20個を見たという方も約10%にのぼり、比較的多めに流星を見ていただけたようでした。
残念ながら約6%の方は0個と報告され、流星を見ることができませんでしたが、これまでの流星群のキャンペーンと比較すると少なめです。かなりの方が流星を見ることができたようで、大変うれしく思います。

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群流星の区別

2年ほど前から、対象となる流星群に属している流星(群流星)と属していない流星(散在流星)を区別してみようと、皆さんに呼びかけてきました。今回は、約40%の方が、群流星と散在流星を区別して観察したと報告してくださいました。
2009年10月のオリオン座流星群の際の48.9%にはおよびませんでしたが、初めてこの呼びかけをした2007年12月のふたご座流星群の際の29.5%よりは割合が増加しています。比較的多くの方に群流星かどうかを区別しながら観察をしていただいたようでした。

群流星なのか散在流星なのかを意識したことがなかったという方も、これから流星群を観察するときには注意をしながら観察してみてはいかがでしょうか。

→ 群流星の判別方法についてはこちら

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