凍てつく冬の夜空を貫く光の矢をご覧になったことはありますか?それはもしかすると、ふたご座流星群の流星だったかもしれません。ふたご座流星群は毎年私たちに多くの流星を見せてくれますが、今年は月明かりの影響もなく、私たちを楽しませてくれそうです。
国立天文台では、できるだけ多くの方に夜空を眺める機会を持っていただこうと、12月に活動するふたご座流星群を観察対象に、今回で6回目となる「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーンを行います。ふたご座流星群の活動が活発になると思われる12月12日(水曜日)の夜から16日(日曜日)の朝までの4夜の間に15分間以上星空を眺め、結果を報告ページから報告していただこうというものです。
ご報告をいただく項目は、「流星を見た時刻」「流星を見ていた時間」「見た流星の数」「流星群の流星を区別したかどうか」「都道府県」などの、簡単な項目です。
携帯電話からでも参加できますので、お気軽にご参加ください。
「曇ってしまった」「流星がひとつも見えなかった」なども立派な観察結果ですので、是非報告してください。
これまで流星を見たことがないという方は、是非この機会に、流星の美しさをご自身の目でご覧になってみてください。また、これまでに流星は見たことがあるという方も、今度は、流星群の流星かどうかを見極めてみませんか。
キャンペーンでいただいた皆さんの報告を元に、流星の出現数の変化などがリアルタイムで集計されます。