Perseid meteors2012 夏の夜、流れ星を数えよう―8月10日~14日 ペルセウス座流星群―

報告の仕方

「夏の夜、流れ星を数えよう」キャンペーンの報告受付は終了しました。

今回は、1089件の報告をいただきました。ご参加ありがとうございました。現在、暫定集計を公開しています。詳細な集計結果については、近日中に公開予定です。

このページでは、キャンペーンに参加される方向けに、流星の観察結果を報告する手順を案内しています。

流星と流星群について知ろう

「流星や流星群のことがよくわからない」という方は、まず「ペルセウス座流星群について」をお読みください。また、「流星をどのように観察したらよいかがわからない」という方は「観察の仕方」をお読みください。

このキャンペーンでは、ペルセウス座流星群に属する流星かどうかを区別して観察するよう呼びかけています。区別の方法については「ペルセウス座流星群かどうかの見分け方」をご覧ください。

記録用紙を印刷しよう

次に、自分で観察した結果を記録しておくために、記録用紙を印刷しましょう。

流星は屋外で観察しますので、すぐに観察結果を送信できない方も多いでしょう。観察結果を送信できる場所に行くまでの間、観察結果を覚えておくのは大変ですし、間違ってしまうかもしれません。

そこで、今回のキャンペーンでは、流星の観察結果を記録する用紙を用意しました。事前に記録用紙を印刷して、当日はこの用紙に観察結果を記入しておきましょう。

何人かのグループで観察する場合には、人数分の記録用紙を用意しておいてください。(報告のときにも、それぞれの観察者ごとに観察結果を入力・送信してください。)
記録用紙には観察者の名前を書いておきましょう。

時計を合わせよう

時計があまり大きく狂っていますと、せっかく観察をしても、観察をした時刻が間違っていることになってしまいます。そのようなことがないよう、観察の前に時計を合わせておきましょう。

何日も前に時計を合わせてしまうと、観察を始めるまでにまた狂いが出てしまいますので、なるべく観察の直前に合わせるのがよいでしょう。

時計はなるべく正確に合わせるのにこしたことはありませんが、あまり細かい時刻は集計結果に影響しませんので、2~3秒程度の違いはあまり気にしなくてよいでしょう。

流星を観察して記録用紙に記録をしよう

ここまで準備ができたら、いよいよ流星を観察します。

1時間ごとに区切って流星は観察してください。観察中は、さぐり書き(手元を見ずに字を書くこと)などをして、なるべく、視線を空に向けたまま明かりを使わずに流星の数を記録しておきます。視線を空に向けていないと流星を見逃してしまうかもしれませんし、明かりを使ってしまうと、せっかくそれまで暗さに慣れていた目が明かりに反応し、また暗いものが見えなくなってしまいます。

1時間ごとに、観察が終わったら、記録用紙の以下の項目に結果を記入します。

  • 観察時刻:実際に観察していた時刻をここに記入します。(例えば、22時ちょうどから22時30分になる直前まで観察した場合、「22時00分~22時29分」と記入します。)
  • 観察時間:観察していた時間をここに記入します。(22時ちょうどから22時30分になる直前まで観察した場合、「30分」と記入します。)
  • 群流星:ペルセウス座流星群の流星(群流星)を区別して観察した場合、観察中に見た群流星の個数をここに記入します。区別しなかった場合には、なにも記入しません。
  • 全ての流星:ペルセウス座流星群の流星とそれ以外の流星を合わせた、観察中に見た全ての流星の個数をここに記入します。

ひと晩の観察が終わったら、観察した日付に印を入れ、その晩の観察場所と天候を記録しましょう。

国立天文台に報告しよう

観察が終わったら、国立天文台に報告をしてください。

観察結果を記録した用紙を見ながら、「観察結果報告」ページで観察結果を入力してください。(報告受付は終了しています)観察結果は時間帯ごとに送信してください。(3つの時間帯に観察した方は、3回報告を行うことになります。)
観察結果を送信したら、重複して送信してしまわないように、「報告」欄に印をつけましょう。

報告は観察が終わるまで待たなければいけない、というわけではありません。携帯電話などで屋外からでも報告のできる方は、1時間ごとの観察が終わる都度、観察結果を報告してくださって構いません。

観察結果報告ページからの観察結果の送信は、翌朝でも構いません。
観察結果報告ページは、8月14日の夕方まで入力ができる状態にしておく予定です。それまでにゆっくりと報告をして下さい。