国立天文台
ふたご座流星群の観察結果
〜一般編:1時間あたり流星数(2/4)〜

キャンペーンでは、市街地で星が見づらい地域の観察結果も含めて、報告をいただいております。これまでのキャンペーンでは、この観察結果の値は、空の暗い条件のよい場所での観察と比較するとおよそ4分の1〜5分の1となっていました。このことを考慮すると、空が暗く観察条件の良い場所では、12月 13〜14日の夜はおよそ1時間あたり60〜120個程度、14〜15日の夜は1時間あたり60〜80個程度の流星が見られたのではないかと、推測されます。

※ 正確な流星の個数・観察時間・雲の量・空の暗さなどはご報告いただいておりませんし、流星の出現数は放射点の高度によっても違います。その他にもいろいろ不確定な要素がありますので、ここで算出した流星数や変動の傾向が、現実をそのまま表しているかどうかは確かではありません。ご了承ください。
※ キャンペーン期間中に掲載した速報集計のグラフでは、観察報告の少ない時間帯で流星数が突出して多いという結果となっていました。これは、観察数が少ないことで誤差が大きくなり、これが反映してしまったものと考えられます。

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