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キャンペーンの結果(観察結果)

観察日時ごとの報告数 | 観察した時間 | 観察された流星の個数 | 群流星の区別

観察結果の集計

観察日時ごとの報告数

観察日時ごとの報告数を集計しました。

最も多くの観察報告を頂いたのは、流星の出現が最も多いと予想されていた12月14〜15日の夜でした。特に、15日の0時台には、700件近い観察報告を頂きました。

それに比べて、その他の夜は観察の報告がずっと少なかったことがわかります。14〜15日以外の夜は、全国的に天気が思わしくなかったようですので、そのことも影響しているのかもしれません。

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観察した時間

観察時間ごとに報告数を集計しました。

割合が最も多かったのは、11〜20分間観察したという報告でした。次いで21〜30分の観察など、30分以内の観察報告が多くなっています。このような傾向は、流星群が夏に活動するか冬に活動するかにかかわらず、流星群を対象としたキャンペーンに共通しています。

一方、51〜60分と、がんばって長時間観察を続けた方もいらっしゃいました。

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観察された流星の個数

観察できた流星の個数ごとに報告数を集計しました。

観察できた流星の個数は、3〜5個の方が最も多く、全体の4分の1を超えています。一方で、「天気が悪かった」という方は全体の6%と少なく、天候がそれほど悪くなかったことがうかがわれます。6個以上の流星を見た方も多くいらっしゃり、多くの方が流星を楽しむことができたのではないでしょうか。

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群流星の区別

2007年から、対象となる流星群に属している流星(群流星)と属していない流星(散在流星)を区別してみようと、皆さんに呼びかけてきました。今回も、約40%の方が、群流星と散在流星を区別して観察したと報告してくださいました。
今回初めてキャンペーンに参加するという方が50%以上いらっしゃることから、群流星を区別して観察することはまだまだ一般的になっていないと思われます。国立天文台としては、これからも、群流星を区別した観察を呼びかけていきたいと考えています。

群流星かどうかの判別ですが、やってみた方は、それほど難しくないと感じたのではないでしょうか。群流星かどうかを判別することは流星の正体を考える第一歩にもなります。今回群流星を区別しなかった方も、次回は気軽な気持ちで、群流星の区別に挑戦してみてはいかがでしょうか。

→ 群流星の判別方法についてはこちら

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