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以下のものが必要になります。ぜひ準備しておきましょう。
観測の時刻を記録するため、必要となります。時刻(秒まで)を確認することができれば、腕時計など、どんな時計でも構いません。観測前に、電話の時報などで秒単位まで合わせておきましょう。
観測者の中には、大きくデジタル表示する置き時計や、触ると音声で時刻を知らせてくれる時計などを使用している人もいるようです。
観測は夜間になるため、懐中電灯が必要となります。人間の目は暗さに慣れることには時間がかかりますが、明るい光にはすぐ順応してしまいます。目が暗闇に慣れた状態を保つためには、「赤い色」で減光したライトを使用します。普通の懐中電灯を赤セロハンや赤いビニールテープで覆うとよいでしょう。また赤いLED(発光ダイオード)を使ったライトも有効です。
なお、安全に移動するときなどのために、普通のライトも用意しておいた方が無難です。ただし、他に観測者がいるときには、観測の邪魔にならないよう、足下だけを照らすようにしましょう。
どんなものに記録されても結構です。一人で観測する場合には、目を離さないように記録できる用紙が必要となります。観測者の中には、レジのレシート用のロール用紙などを利用し、仰向けのまま探り書きで記録している人が多いようです。
グループで観測にのぞみ、記録者をもうける場合には、ノートなどでも構いません。下に見本を用意しておりますので、ダウンロードしてご利用ください。また、一人で観測した場合の観測後の集計用にもご利用ください。なお、用意した記録用紙Bの項目には、必ずしも必須ではない項目も含まれています。適宜ご利用ください。
記録用紙への記入は何でも構いません。寒さにも強く、記録用紙が多少湿っても書ける鉛筆が便利です。一人で観測する場合、仰向けで記録用紙に書くことになりますので、加圧式のボールペンを利用する人もいます。ただし、ボールペンは、厳寒期や湿った紙を使った場合にはインクが出なくなることがありますので、ご注意ください。
一般的には、寝転がって真上を見て観測します。このため、レジャーシートなどを使用します。またアルミ箔を張った銀色のマット状のものは、地面の冷たさを防ぐ効果があります。
観測者の中には、サマーベッドやアウトドア用の背もたれのあるイスを利用する人もいるようです。
今回は、記録者のいる方法も合わせておすすめしております。この場合には、記録者用のテーブルとイスがあると便利です。折り畳みテーブルなども便利です。また一人で観測をする場合でも、休憩をとるときなどに使用できますので、あった方が便利かもしれません。
夏場といっても、明け方になると気温が下がってきます。簡単にはおれる上着などを用意しておきましょう。またキャンプ地など、標高が高い山地や山あいで観測する場合には、冷え込むことがありますので、防寒着があると便利でしょう。また寝袋などを併用すると暖かく観測することができます。
このほか、虫の多い季節ですので、虫よけや虫さされ用の薬なども用意した方がよいかもしれません。