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1.皆既月食前日までの準備
皆既月食とダンジョンの尺度を知ろう
まずは、皆既月食についての基本的な知識を得ましょう。「月食とはどのような現象か」「どの方向に月が見えるか」などの基本情報を知るには、解説ページ「皆既月食 2014年10月8日」をご覧ください。
また、「皆既食中の月の色に注目しよう!」ページで、皆既食中の月の色を示す「ダンジョンの尺度」について知っておきましょう。このキャンペーンでは、皆既食中の月の色が、ダンジョンの尺度のどの色に当てはまるかを報告していただきます。
記録用紙をダウンロード
記録用紙をダウンロードして印刷しましょう。
何人かのグループで観察する場合には、人数分の記録用紙を用意しておいてください。記録用紙にはそれぞれの名前を書いておきましょう。
記録用紙をプリントできない方は、あらかじめノートに記録内容を写し取っておくとよいでしょう。項目は多くないので、十分代用できるはずです。
時計を合わせよう
観察の前に時計を合わせておきましょう。なるべく観察の直前に合わせるのが望ましいですが、10秒程度の狂いは気にしなくてよいでしょう。
2.皆既月食当日
月の位置を早めに確認しよう
部分食が大きく進んでからでは、月が暗くなってしまい、月を見つけるのが難しくなるかもしれません。月が大きく欠け始める前に、月の位置を確認しておきましょう。
また、せっかくの現象ですので、皆既食だけでなく、部分食を含めて観察をしてみるのもよいかもしれませんね。
皆既月食を観察しよう
このキャンペーンでは、皆既食を3つの時間帯に分け、それぞれの時間帯での月の色を報告していただきます。下の表に書かれた3つの時間帯に月を肉眼で観察して、時刻と月の色、気づいたことなどを記録用紙に記録しておきましょう。
時刻 | 経過 |
---|---|
19時25分~19時44分 | 皆既月食の始まり |
19時45分~20時04分 | 皆既月食の中頃 |
20時05分~20時24分 | 皆既月食の終わり頃 |
双眼鏡や望遠鏡は使わないでください。双眼鏡や望遠鏡を使うと、肉眼で見たときとは違う色に見えることがあります。
また、写真や中継で見た月の色を報告しないでください。写真や中継では、使われた機器などによって、実際とは違う色で見えることがあります。