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ペルセウス座流星群を観察するには

毎年8月中頃は、たくさんの流星が見られる時期として知られています。このころ「ペルセウス座流星群」が活発に活動するからです。
2015年のペルセウス座流星群はよい条件で観察ができます。8月14日が新月のため、月明かりの影響がない暗い空で観察ができ、暗い流星まで見ることができるからです。

8月12日の夜と13日の夜が特に見頃

8月12日の夜半から13日未明と13日の夜半から14日未明までが特に見頃だと予想されます。明け方に近いほど多くの流星が出現すると思われます。
流星群が活発な時期は8月7日頃から15日頃まで続きます。毎日晴れるとは限りませんし、予想外のタイミングで流星が活発に出現することもあるかもしれませんので、できれば、12日、13日以外の夜にも観察をしてみましょう。いずれの夜も、夜半から未明までの観察がお勧めです。

今年は、夜空が暗い場所で観察すれば、1時間当たり30個以上の流星を見ることができるかもしれません。

流星群を観察するポイント

  • 見る方向はどちらでもよい

    見る方向を気にする必要はありません。流星は特定の方角だけに多く出現するわけではありませんし、
    ペルセウス座の方向だけに流星が現れるわけでもありません。

  • 空が見渡せる暗い場所で

    空がなるべく広く見渡せる場所で観察しましょう。
    また、できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。
    なるべく大きな都市から離れることも重要なポイントです。

  • こんなことにも注意しよう

    肉眼で観察しましょう。双眼鏡や望遠鏡は必要ありません。
    レジャーシートなどに寝転がると、楽に観察できます。
    暗さに目が慣れるまで、最低でも15分間は屋外にいましょう。
    夜遅く家の外に出ることになりますので、事故などに十分注意し、マナーを守って行動してください。