流星の見分け方
ペルセウス座流星群を観察していると、別の流星群の流星や、どの流星群のものでもない流星が現れることがあります。このページで、流星の見分け方をマスターしましょう。
※ 流星群の流星は「群流星」と呼び、どの流星群でもない流星は「散在流星」と呼びます。
流星を反対方向にたどろう
ペルセウス座流星群の流星を見分けるには、流星を、流れたのとは反対の方向にたどります。たどった先が「放射点」を通れば群流星の可能性が高く、「放射点」を通らなければ群流星ではありません。
「放射点」とはなんでしょう。次の写真には、ペルセウス座流星群の群流星が3つ写っています。3つの流星は、ある点から放射状に現れていることがわかります。この点を「放射点」と呼びます。
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画像提供:かわべ天文公園
放射点に近い場所に現れた流星は経路が短く、放射点から遠い場所では経路が長く見える、という性質もありますが、最初はあまり気にせずチャレンジしてみましょう。
放射点はどこ?
ペルセウス座流星群の放射点はペルセウス座にありますが、あまりなじみのある星座ではないかもしれません。図を見て、カシオペヤ座などなじみのある星座や、カペラなど明るい星の位置などから、放射点の位置の見当をつけましょう。
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クリックすると大きな画像が表示されます。(実際の星空には、放射点の位置を示す目印はありません)
見分け方の例
次の図は、群流星かどうかを見分けた例です。(背景の星図はステラナビゲーターを使用して作図しています)
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群流星の例
- ① 群流星です。放射点から比較的離れているので、経路が長く見えます。
- ② 群流星です。
- ③ 群流星です。放射点に近いため、経路が短く見えます。
群流星ではない例(散在流星または他の群流星)
- ④ 放射点に近いのに経路が長いため、群流星ではありません。
- ⑤ 放射点から比較的離れているのに経路が短いため、群流星ではありません。
- ⑥ 放射点に向かって流れているので、群流星ではありません。
- ⑦ 放射点から流れてきていないので、群流星ではありません。