夏の夜、流れ星を数えよう 2014|ペルセウス座流星群を観察するには

キャンペーン期間:8月11日~14日

ペルセウス座流星群を観察するには

毎年8月中頃は、たくさんの流星が見られる時期として知られています。このころ「ペルセウス座流星群」が活発に活動するからです。

2014年は満月過ぎの月がほぼ一晩中出ているため月明かりの影響が大きいのですが、明るい流星が出現することを期待して流星を観察してみましょう。

8月12日の真夜中から13日の明け方までが特に見頃

12日の真夜中から13日の未明までが特に見頃だと予想されます。この夜は、明け方に近いほど多くの流星が出現しそうです。
ただ、流星群の活動は8月7日頃から15日頃まで続きます。できれば、12日から13日にかけての夜以外にも観察をしてみましょう。いずれの夜も、真夜中前後から未明までの観察がお勧めです。
※ 毎日晴れるとは限りませんし、流星が予想外に出現することもあるかもしれません。できれば真夜中前後から明け方前までの間がよいでしょう。

月がなく夜空の暗い場所ならば最大で1時間あたり50個以上の流星を見ることができます。しかし今年は、月明かりの影響があるため、肉眼で観察できる流星の数はかなり少なくなるでしょう。

なるべく月が視界に入らないように

見る方向をあまり気にする必要はありません。流星は特定の方角だけに多く出現するわけではありませんし、ペルセウス座の方向だけに流星が現れるわけでもありません。ただし、月はたいへん明るいため観察の邪魔になります。なるべく月が視界に入らないように観察をしましょう。

空が見渡せる暗い場所で

空がなるべく広く見渡せる場所で観察しましょう。また、できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。大きな都市から離れることも重要なポイントです。

こんなことにも注意しよう

肉眼で観察しましょう。望遠鏡などは必要ありません。
レジャーシートなどで、寝転がったまま見ると楽です。
暗さに目が慣れるまで、最低でも15分間は観察しましょう。
夜遅く家の外に出ることになりますので、十分注意し、マナーを守って行動してください。